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生き物ミルフー紀行
いよいよ夏も本番となり、35度を超す都会の真っただ中、そんな暑さの中でも、私たちのすぐ身近なところでも小さな生命の息吹が感じられます。
こんにちはナビゲーターの山田です。
久我山にあるミルフー
その入り口に涼しさを演出するために置かれた30センチ余りの睡蓮鉢その中に20匹ほどの色とりどりの
メダカがいます、日々のぞき込んでいると、、、あまりにも小さな、目を凝らしてやっと見つけることのできる子供が生まれていました!
逃げないようになんとか捕まえないと、成体のメダカに捕食されてしまう厳しい世界、助けるためには何とかあの、小さければ小さいほど軽ければ軽いほど100発100中の
”伝説の金魚すくい名人”坂入の力を借りなければ、、、そしてついに捕獲に成功し、ガラス瓶にいれています、これがなんとも小っちゃくて私の眼力ではなかなか確認するのが難しいんです。
でもうれしいですね。
そんなことが起きた日の夜10時に、ヤマダ家の表札にも2匹目のセミの誕生が近づいていました、セミはあまりにも無防備、6年近く地中で暮らし出てきたと思ったら
おいおい、家が建ってて出れないなんてのは東京ではよくあるだろうし、出てきても蜂や、アリの餌食になってしまいます、そんなセミが捕食されないようにするためにできることは、捕食者が寝静まった夜に
はいだすことのみ、そして朝になるまでの短い間に木に登り、殻を破り、飛び立たないといけません、そんな夜に前回のセミがたどり着いた枕木の上にある表札、その下に
はじめは〝蛾”と見間違うほどの白い個体が、、、よくよく見ると今度は丁度羽化したばかりのタイミングで真っ白なセミが誕生していました。
と思っていたのもつかの間、翌日の朝、今度はお店の入り口の街灯に体長が6センチほどの
ショウリョウバッタが休憩中
「何でこんなとこにいるの・?」
去年はミルフーガーデンの中に9日間も居続けたオンブバッタがいましたけど、どうやらバッタに好かれているようです。
私たちの知らない間に繰り広げられている、生命の誕生、少しでも長くこの世界を飛び回ってもらいたいものです。
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