スタッフのつぶやき&お知らせ
想いのある振袖の行きつくところは?
思えばそれぞれの成人式、、高松は洋服での出席、、私はと言うとスーツを買うはずだったお金で革ジャンを買ってしまい、成人式には不参加。
でもその革ジャンは30過ぎまでは愛用して、さすがにストーンウオッシュだったのでその後、ミルフーのカットチェアーに使われています。
平岩は妹としてのまさに、”あるある”、でお姉ちゃんが作った振袖を、寸法をなおして着ることに、、。
そして、晴れて美容師になり、さらに向上するために着付けを学ぶことで、、、、つい去年まで、、、、その振袖は使われていた、、、、。
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今から30年ほど前の成人式の振袖は、作ってもらった人は多いと思う、そして出番も多かった、、、。友人の結婚式、、当時の結婚は20代後半で”遅い”と言われた時代、さらに今とは違い盛大な結婚式が多かったために、出席者をかなり呼ぶこととなり、、、会社務めだと上司、先輩、同僚、さらには関連の会社と、さらのはご近所のおじさんおばちゃんまで、さらにはその娘まで「振袖があるんだから、あなたも出なさい」とにかく、”めでたい事”なんだからということで声をかけたし、、呼ばれたら出席したもので、、振袖を着る機会は多かった、当時ご祝儀貧乏なる言葉も出たくらい、、、さらに出番はまだあった、、初詣、さらには仕事始め、にも着ることはあったそんな振袖が闊歩した時代、、。
(”とっぽい”と言う我々世代の言葉がピッタリの平岩の成人式)
その振袖、、
使いに使った、、伊達締めも切れ、、振袖も破れた、、
自分が成人式に来た振袖をここまで使ってもらえれば、美容師冥利に尽きますよね~
しかしここで問題が発生・
着つけの練習ができないってことですね~、今の時代ネットで探せば4~5万で手に入りますし中古なら半額です、これが作るとなると10倍以上はします、単純に
生地の違いで、ポリエステルなのか絹か?これトラップがあって、ポリエステル100%でシルクとうたうこともできます、ですから絹、、正絹(しょうけん)なんです。
ところが、この昨今の振袖事情
タンスの肥やしになるならまだしも、、処分してしまう人が多い、、実は我が家も、、
「君の振袖、平岩に、つかわせてやってくれないか?」
『え~~~処分しちゃった、、だって弟のところも男の子だし、、、」
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『いいよ使って~、我が家も、男の子だし、着ることは無いから、ミルフーで使ってくれれば嬉しいわ~」
ありがとうございました、大切に使います