スタッフのつぶやき&お知らせ
山田文庫
ミルフーには、私が読んだ本の中で、”これは、、なかなか、、”という本が、”数少なく”置かれている、、別に文学青年だったわけでもなく、その時々で興味を持った本がそこには在る。
いくつか紹介すると・
例えていうならば、
小学校の時に”いったい何が起こっているんだ、テレビ局がすべて同じ映像”、、それが、当事者がその後書いた”あさま山荘”。
中学の時に、大っ嫌いだった”太宰治”。
高校の時に、先生が、授業中に話す”下山事件”。
学生の時に、何度も、読むという事を試みたが挫折した”遠野物語”。
社会人になった時に、世の中を震撼させた”グリコ・森永”。
たまたま近くに住んでいる友人がいたことで、会うたびに、その話を聞いていた”世田谷一家、、、”。
その生き方の違い興味を持った、”東京漂流”や”外人はなぜ前髪を作らないのか?”。
ミルフーのお客さまの”東京の子”。
などなど、、
去年は、ホラー作品にハマった事がありましたが、、私には想像力が欠けているというのに気が付きました( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
そんな、数少ない”山田文庫”に興味を持つ人も、手に取る人も、、そりゃ~、か~なり少ないわけなんですが
ここ最近
「これ借りて言ってもいい?」
と言ってくれた2人が、二人とも都立高校の先生だったことに、、ちょっと面白かったわけです。。その一つが”遠野物語”
柳田邦夫が書いた。岩手県の遠野地方に語り継がれる伝承をまとめた本、、、いわば”むかし話”です。
そこには座敷童子や河童、天狗、、妖怪の類が出てきたり、神秘的な話も登場します。。話しを聞く限り、、そりゃ~興味をそそられては、いたわけですよ、、、学生の時
買いましたよ”遠野物語”
(これらは、山田文庫にはない蔵書です( ̄∇ ̄;)ハッハッハ)
実はこれ旧仮名遣いが多く、なかなか読み切れなく、しまいには、”OO殺人事件”なんて読めば、少しは理解できるんじゃないか?と思ったくらいでしたが、、挫折。。
それからは何とか、わかりやすいものはないのか?と、、“まんが日本昔ばなし”的なやつ、、♫ぼおや~よいこだ、ねんねしな~♪
もちろんそんなのは見つけられなかったんです、遠野物語読みたいけど、、読み切れない一冊、、迷宮入り。
それが、読めたのがこれでした、、、、。まさにコールドケース、、明治生まれの、柳田邦夫の遠野物語を迷宮入りしていた事件を解決した感じになったもんです( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
で!、
この、”遠野物語”に興味を示したお客様が、
「水木しげるっていうのがなんともいい!」、、
「でしょう、遠野物語で一番わかりやすいのがこれです」
今では、年内に、遠野の博物館と太陽の塔には行ってみたいですね~( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、、山田文庫の紹介でした~。。