スタッフのつぶやき&お知らせ
美容師さんの”ハサミ”のお話
皆さんの髪の毛をカットするハサミ、
当たり前ですが2本の刃でできています、文房具のハサミは刃はついていなく2本が重なりあう事で切れます、ですから2本の定規でも
紙であれば切るれるんです。
ハサミは
大きく分けて”ベーシックなハサミ”と”スキばさみ”、
に分けられています。
ちょっと専門的になりますが、
ベーシックは
直線的に切るベースをカット、刈上げに使う”直刃”、
とドライカットや髪を滑らせながらカットするスライド、ストロークの時に使う”笹刃”や”柳刃”、
スライドに特化した、片方にしか刃のない"片刃”にわかれます。
そして、”スキばさみ”
まさに、髪を”すく”為、つまり毛量をへらすためのもので、”すく”量によって色々な種類があり、求める髪型によって、使い分けをします
10%、22%、30%、44%という具合に、さらに、その刃の形状によって、”段刃”櫛刃””正刃””逆刃”に分けられるんです。
そのすべてに適した用途が存在します、、、ですから大変です、美容師のセンスが問われます。
一人のお客様をCUTするのに3~4種類のハサミを使用します、1~2種類でやろうとすると無理が生じます。
さらに!ハサミ自体の長さも5~7.5インチまで0.5インチ刻みであるので
一人のスタイリストが所有するハサミは5~10丁以上になります、私で12丁、だんだんと
派手好みになって、レインボーのハサミを使っています。
そんなハサミお値段は?4,5万~10万のが一般的でしょう、もちろん20万、30万のもありますが、機能性というよりはデザイン重視になります、
基本、落として刃が欠けてしまうと、使いものにはなりません、そのために、床材は石やレンガはあまり使われなく、ある程度弾力性のあるものが
つかわれるんです、奥が深いでしょう、
今度、改めて見てみよう!って気になりますでしょう!(^^)!