スタッフのつぶやき&お知らせ
2024.01.30 (Tue) 00:01
昭和の人間の”餅に生えたカビ”に対する懐の深さ
まさに昭和といっても過言ではない、、、、。
昭和40年代後半、私が小学生3,4年の頃だったか目の前にある鏡餅は、カビが生えひび割れていた。
「大丈夫よ、カビの部分だけを削って食べれば」
何故かよく覚えている、母親の一言。ガスレンジの上に鉄網を乗せて、そのお餅を焼く、、カリカリして美味しかった。
私が小学生の頃の親や祖父や祖母、直接間接問わず、そのほとんどは戦争を経験している、、
私の親が、子供の頃の親や、祖母祖父は、東京の人は、ほとんどの人が関東大震災を経験している、、
食糧難が度々あった親や祖母に育てられれば、「たかがカビでしょう」となる。。。。。
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年末年始とお客様からたくさんのお餅をいただいた。
あっという間に無くなった。
どうです?皆さんは、お餅のカビ、、削って食べます?いやいやもちろん広範囲のは食べませんよ、ポツポツ一つ二つ小さい点があるっていうやつですよ。餅つき機で作って冷凍していた餅を、娘が、、
「あっ、これ、ちっちゃな点、カビじゃない」
「カビだね、 削って食べたらいいんだよ」
「まじで?でも私は、サトウの切り餅でいいや、だって、カビだよ?」
当たり前だが、、私に言わせたら、何の問題もない、そう育てられてしまっている。その部分を切って、一度レンジに入れ、オーブンに入れると、、
「ちょう~おいしそう」
「でしょう、」
この時代、カビが生えたら食べないほうがいいとネットは教えてくれる、そこだけ切っても、カビの根は広がっている。
「そうなのか~」
昭和の当たり前はもう通用しない( ̄∇ ̄;)ハッハッハ