スタッフのつぶやき&お知らせ

まさにコロナ禍、もうそばに来ているのは実感する。

「かかった」という話は聞くようになりましたし、

「濃厚接触者になっちゃったから、予約キャンセルする~」

宅急便の人も「荷物を届けに行ってインターホンを鳴らしたら、”コロナで自宅待機中なので、そこに、置いてください”と、言われたとか、

お店でも、一時的に閉めるところは出てきている、、、。

 

そんな状況でも、病は襲ってくるから容赦がない。

明日、がんの手術をするお客様がいる、心細いと思う、、、不安で押しつぶされそうになるとおもう、、怖くて仕方がない、と思う、、、。

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以前、70代のお客様が

「癌が見つかったの、手術をしないといけないんだけど、逃げ出したいくらい怖いの、、」

と、言っていたのを思いだす。

「手術を、しなくでいいならしたくない、上手くいかなかったらどうしたらいいのかしら、、」

いつも、笑顔が絶えない、おばあちゃまが、、自分みたいなやつに弱音を吐く、、”大丈夫ですよ”としか言えない自分が、本当に嫌だった、、、。

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 手術というのは、怖い。

私も3回手術をしているが、、2回はすでに意識がない状態だったので、記憶がない、、が、1回だけ

くも膜下手術の後に数年経って、再手術の時があった、、その時は意識もあり、

2日前から入院、いざ、手術室に向かう時、自分で点滴をもって、ガウンに着替えて、手術室に向かう、、その中には、今まで付き添ってくれた看護婦さん、

家族は入れない、扉が閉まり、一人で、手術台に向かう、病棟とは、温度も違いすごく寒い、急に心細くなってくる、ステンレスか何かの手術台に仰向けになる

冷たくて、硬くて、怖さしかなかった、、多くの人の声は聞こえるが、見えるのは一人、、”俺は、生きてここを出れるのかな~”

聞きなれた主治医の先生の声がする「山田さん、安心してくださいね、大丈夫ですから」、声を出す力は、、もうなかった、、、。

 

コロナ禍の手術は、孤独である、、一人で立ち向かわないといけない、弱い自分を信じるしかない、、戦わなくていい、強くなくていい、

ただ、手を出せば、誰かが、引っ張ってくれる。

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2024.11.23 Saturday