スタッフのつぶやき&お知らせ
”硫黄島”、、遺志が残るその場所
本屋さんに行くのが好きで、、平置きされてるものを見て回り、、そそる本を探します。。今年になり初めての本屋さん。。
成人式も終わり、心に余裕が出ていています( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。今年は8日だったから、とにかく自分たちが病気にかかったらいけない、、で、かなり気持ちが縛られていましたからね~。。
”たちまち7刷決定!””今話題”、、その本とは
””硫黄島上陸・友軍ハ地下ニ在リ”
1941年太平洋戦争、、日本はアメリカとイギリスと戦争をした、、
私が生まれる20年ほど前、、そんなに昔の事ではない、、この時、日本は、日中戦争のど真ん中、、そんなときに、アメリカとイギリス相手に戦争が勃発、、。
日本本土の攻撃を一日でも遅らせるために2万人の日本軍が、硫黄島に送り込まれた、、対するアメリカ軍は6万人。。
そして、、、、玉砕。
未だに見つかっていない一万人の遺骨がこの島には眠っている、、、戦後アメリカの統治が続き、1968年に返還、未だ半分しか見つかっていないのは、何故か?外国ならまだしも、、ここは日本、、、、、、。
パラパラと読んでみると、、なんとも興味深い話が続く
「これは読まなければ」
、、。。おもえば、、かれこれ10年前になるだろうか?お客様が経営している会社が、当時
「硫黄島の滑走路の修理の入札があって、誰もやらないから、入札したんです」と話してくれた、
「正直、多少なりの興味本位の部分はあった」と、、、、「民間人は上陸することができない閉ざされた島、薬莢とかあったら、、」
帰ってきたとき、、
「浮かれていた、、本当のことを言うと。。。でも、2度と行きたくない、薬莢もあったけど拾う気にもならなかった」
そんな言葉が思い出されれる、、、、。
火山活動のあるこの島は、刻々と隆起してひび割れる、、そのための補修という事なんだろうが、自衛隊の基地があり、隊員のみがここで暮らす、、そんな場所。
元島民の子息や血縁の墓参、遺骨収集の極々限られた人達が上陸が許される、、、そこに、、3度上陸し遺骨収集にあたった、著者の本。。まだ、まだ、読み始めたばかりだが、読みながら、何枚かの写真をみていると、
遺志が、そこに残っているように感じる。
実際に、行けば、肌で感じてしまうわけだなぁ、、。
半盲になり本を読むのには苦労する、一時期は本を読もうなんて思わなくなっていた、、今はリハビリのつもりで年に5~6冊読む、、一冊、一冊を大事に読む様になった、、、本屋に行くのはやっぱり楽しい。。