スタッフのつぶやき&お知らせ

ここ最近、放課後の時間、キングダムを読むようになっています。中国の歴史は、学校で習っただけで、もうすっかり忘れてはいますが、有名な三国志の前の時代、秦の始皇帝がまだ若かりし頃の物語が続いているのが、この漫画です。

そこに登場するのが、、山の民です、平地で暮らす人とは一線を画す。。そんな人たちが、その昔、昔、日本にも存在していた、それが、山の狩人、山に住み、狩猟を生業として、その肉や、毛皮、胆のうを売って暮らしていました、固有の言葉も使い、それはまさに山の民で、マタギという人たちです。江戸時代にはかなりのマタギが東北、北海道を中心にいたと聞きます。

少し前に読んでいた、”ゴールデンカムイ”にも、そのマタギが登場します、時代背景はその時代。。。戦後、生業として、職業としてのマタギはいなくなり、今では数こそ少ないけれど、副業的にマタギをされている方はいると聞きます。

そんな近しい時代のマタギを物語にしたのが”マタギ列伝”、50年以上前の作品で作者は、矢口高雄です。

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我々世代では、”釣りキチ三平”で知っている人も多いでしょう、、その作者です。ツチノコなんかも、ここからです、、子供ながらに探した記憶ありますよ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ 

この”マタギ列伝”、熊と闘う人たちの物語です。。

コミックスが手ごろなお値段で売っているのなら、あらためて読んでみたいと思ったんです。

その時代は、熊を求め、熊の足跡を追いかけ、熊を狩りに人間が山の中、奥深くに分け入っていた、そんなときがあったんです。

何と言っても、今、このご時世ですから、山に分け入って狩猟するマタギがいなくなってから、100年以上がたって、、まさかこんな熊が人を襲う時代が来るとは、、、いや、当時から、熊と人の知恵比べはあり、闘いはその都度あったはずです。私達が、何も知らず、熊は学んだ、という事でしょう。、、実際、ニホンカモシカは、多く狩猟されて、個体数が激減、天然記念物になったくらいで、下手をしたら、ツキノワグマも、当時そうなっていた可能性はあったという事ですよね。でも、そうは、ならなかった。

その天然記念物は、今10万頭になっているそうです、、。

思えば今から3年前、星の写真を撮るために富士山の5合目に行っていた時がありました、、その5合目にいたときに、現れたのが、ニホンカモシカでした。

”おいおい、、天然記念物だろ?こんなとこにいていいのかよ”と思ったことがあります

熊とひととの知恵比べが、また始まろうとは。。。

 

”マタギ列伝”、、

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いかんせん50年ほど前の作品ですからねね~、、

その当時ですら、”マタギ“と言う存在は伝説だったわけです、今読むと神話ですよ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。

ちなみにですが、この作品のあとに”マタギ”と言う、リマスター版が出ます。おいおい、手を出してみようかなとは思っていますが、、、、表紙が秀逸なのは、これでしょう。

令和の時代、新たなマタギと言う職業が、復活してくるのかもしれませんね。

 

そんな、熊、、、が好き?な食べ物の一つが、私も好きな”柿”です、

兵庫が田舎のお客様の、御母堂が、たまにミルフーに来るようになって、、このお店の事が好きになってくれて、この度田舎で採れた、たわわに実った柿を持ってきてくれたんです、、

わたしにしたら「な、な、何と!これは!野生の柿じゃん!!」

そして、うれしいことに、兵庫生まれの松ぼっくり迄、持ってきてくれたんです、一個一個新聞紙に包んで、大切に。。。

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これで見ると普通の松ぼっくりだと思いますよね?

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( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、右が、東京の松ぼっくりです。

髪だけをしに行く、お洒落な美容室とは、一線を画す、お店だからこその、、ですね?そある意味、それが”取り柄“でもあります。

ありがとうございました、いただきます。

 

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2025.11.21 Friday