スタッフのつぶやき&お知らせ
ミルフーで半年の間、こき使われると、、こんな有様になります。
私は、エプロンが、、どちらかと言うと、、好きなんです。これは昔からで、何回もお話ししてはいますが、私は天ぷら職人を目指していたわけです、、当然前掛けは必須で、その出田氏は、カッコいいと映ってましたし、逆に、諸先輩たちを見ていても、前掛けを取ると、なんて格好が悪いんだろう、、、ダサすぎる、とも思っていました( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。。。
美容院で働くようになって、エプロンはしなかったですね~、、どちらかと言うと
「男がエプロンするな!女じゃあるまいし、地元のパーマ屋さんとは違うんだぞ!」
でも、近くの別のサロンでは、男もエプロンをしていて、またそのエプロン姿が、カッコいいわけです、外出する時も、エプロンは外さずに、渋谷の街を歩いてる姿は、
”俺もエプロンが似合うおとこになりたい”
と思ったものです、当時は、エプロン=女性のイメージが強かった時代です、40年前の話です。
なるべく”男が似合う”エプロンを作るように、心がけています、そこには、手縫いの手作り感と、デニムのハードな生地、、そこに”ぶっきらぼう”さをプラスすると、、、男のエプロンが、でき上ります。
それでも、作った当初は、”二枚目感”が出てハンサムに見えてしまいますから、私じゃないですよ、エプロンが!です。。。ですから、多少汚れたくらいが”ダンデイズム”が出るわけです。
素材は、デニムが9割で、我々の、着ない履かない、Gジャンや、ジーパンを再利用します、ですから,出来上がりは、肉厚手で重たくなります。
この4月に作ったのが、平岩のコーデュロイのパンツから作った物。
これがわずか半年で、、、こうなります
どうやったら此処まで汚れるのか?一体どのの戦場に行ったら、こんな有様になるのか?、お台所で日々戦っている、奥様や、旦那様には、到底理解のできない、惨状、、、、そう、これが!職人技なわけです。
勿論、、多くの戦いを経験してきたエプロンですから、そのまま捨てるわけではなく、
汚れていない、首の部分と、後ろでしばる部分は、切り離し、既存の(これも汚れてはいるんですが、、)エプロンに移植。リマスター版を製作。
さらには、これも、平岩が持ってきていたパンツを分解、新たなエプロンを製作することにしたんです。
分解するのも ,次にどう作るか想像しながら分解します。
これは、平岩に試着はさせていますが、、わたし用です。
そこに、気ままにペイントをします、ここ最近のは、ヒステリックグラマー、若かりし頃の,飛びぬけたブランドでした、、たまたま平岩が若い時にちょっとはまってたブランドらしく、当時のヒスからのポストカードを未だ持っていて、、、なんとなく、ペイントする時には、入れてしまいます、昨日の話のなかで”名前”に魅力があるように感じる事を少しお話ししましたが、それと同じような感じです( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
今回のエプロンも含めて、ほとんど捨てます、ところが
ごくごくまれに、この汚れたエプロンが欲しいというお客様が現れるんです、、、庭仕事用にという事でした、当然のことながら、肉厚のデニムを使用してますから、何かが刺さるっていう心配もありませんし、備え付けのポケットに釘だの入れていても、ハサミを入れようが、破れる心配もありません、素人の大工仕事、ペンキ塗りにも、もともとカラーが付いていますから、気兼ねがなく重宝します。。
ン?、いやいや、勧めているわけではありませんよハハハ。たまにそういうお客様がいるっていう事です、、、はい。







