スタッフのつぶやき&お知らせ
お客様が注文した”和凧”が着々と完成しています。
お客様から「我が家にも飾りたい」「書斎の机に置いておきたい」などなど、依頼が相次いだ”和凧”、
『”運”を引っ張る、名をあげる凧をお作りしましょう』
その第一段階の”絵”が先週完成したんです、どれも目を見張るもの揃いで、そこから第2段階、、、。
製作には、まず絵の下書き、墨入れ,彩色、絵が完成すると、竹を切りだし凧の骨組みを製作、最後にタコ糸を編んで行く、、、
長い工程です、短くて10日~1か月近くになる事もあるそうです。
出来上がった作品は2つとして同じものはありません、墨入れの太さ、色合いや濃淡、形や向き、。
例えば、丹波の国の大江山に住む鬼・酒呑童子を源頼光が退治をすると言う有名な”絵”、、、”大江山”
職人さんが2017年に制作したものはこちら。、、、「よ~く見てくださ~い」
「はい!」
「そして~ミルフー版とお客様版はこちら!」
ミルフー版は58センチ。お客様版は85センチ。
「 ミルフー版よりサイズが大きいことで、描きこむ絵が細かく書きこんでいますね~、ミルフー版には描かれなかった物もあり色合いも3作3様,同じにはなりません、、これがいい!」
それ以外に、NHKの朝ドラ”あさが来た”のために製作して、ドラマにも登場した”助六”。
完全にゼロから書きあげたてオリジナルの”赤富士”。
今までにない、派手な着物を着た”大黒天”
そして、百獣の王(獅子)と百花の王(牡丹)の”獅子と牡丹”、これもサイズは縦が90センチの迫力のあるもの、が誕生しました。
「こちらも、比較してみましょう。」
2017年度版は
2019年度版が
これも比べると、2017年版は牡丹が3輪、2019年版は5輪、 お客様版の7輪!いかに今回、職人さんが気持ちが入っているかがわかります、獅子の筋肉,牡丹の花、葉の一枚一枚と
描きこんでいる感が半端じゃありません!
そして今
次の工程、、竹を切り出し、削り、骨を凧に組み立て、糸目をつけて、糸を編んで、、”凧”として完成させます、来週には完成して、それぞれの自宅やお店に飾られるはずです。
ミルフーに展示してある和凧も、今日、2日(日曜)まで、お店に飾り、今度は我が家で飾る予定です。