スタッフのつぶやき&お知らせ
白黒映画からは”におい”を感じる
当たり前に色のある世界で過ごしている私たちにとって色は無くてはならないもの、特にここ最近では
我々が目にする映像は色彩が豊かで、心を躍らせる。対してモノクロは、地味。でもそこには不思議と、においが漂ってるような?気がしてしまうんです。
世代的にはテレビはすでにカラーになっていましたから、白黒との出会いは
中学の時に新宿のミラノ座に行って、学校で視聴覚行いうのが毎年あって映画館に集合していたんです。チャップリンの時もあれば、天国と地獄の時もありましたが、、なぜか基本モノクロ映画でした、、
「なんで白黒なんだよ」「授業よりはまだいいか?」
はじめはほとんどの生徒がバカにしていたと思うんです、、恐らく、、だってチャップリンに至っては声もないんですからね~
ところが、、
チャップリンを見てみんなが(おそらく)笑い、、天国と地獄を見てみんなが(おそらく)面白かった!と思ったはず
自分では絶対に見ないであろう、その映画、その5~6年後にレンタルビデオが登場して当時一本1000円でしたがこの2作は借りてみました、今思えばさすが学校、、と思います。
白黒の映画見る機会というのは非常に少なく、見よう!と思わないと、まず見ることはありません、いざ見ようとすると、頭の変換がうまくいかないのか?
入ってくる情報に色がないんですから、戸惑いがちになります、、目からの情報が少ない分、不思議と鼻が敏感になるような気がするんです、、たとえて言うなら、、
工場の煙突からの煙、、カラーだと見たまんまなんですが、モノクロだと”むせる”というか?、、、
ど=してもみたかったんです、白黒ですが、40年ほど前の作品、あえて白黒にしたという作品で、今から74年前に起こった事件をモデルにしています
今やDVDでは2万円以上3万円近くするというこの作品
観たくても見ることさえできなかった、、それが、ネット配信されていたんです。驚きでした、やっと見れる、、。
天国と地獄、、これにも仲代達也が出ていて、この作品にも、、安心して見れます( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
、、、やっぱり、、”におい”感じましたね~( ̄∇ ̄;)ハッハッハ