「おつかれさまでした～」

お客様が席を立とうとしたとき、ふと目に入ったのはCDの棚、その多さに驚きつつの～、その棚の上にあった

「これ懐かしい、キャンディーズのシングル盤～」

「やっぱり、蘭ちゃんですよね～」

『すいませ～ん、石野真子派だったんです～』

その当時ピンクレデイーと人気を２分していたアイドルグループが、キャンディーズ、人数こそ少ないが

乃木坂やAKBといったところでしょう、、

「これ、山口百恵じゃないですか～、沢田研二まで、クリスタルキングかあ～」

そこから思いがけないレコード談義が始まり、、

そう、ミルフーにレコードはそれなりにあるんです、私や平岩が家では置き場に困っていた持って来たものから、お客様が処分に困って

寄付してくれたものや、私がエルビスが好きなのを知って、プレゼントしてくれたりまで、プレイヤーや、スピーカーも

「もういらないんで、だったら捨てるよりは好きな人に使ってもらいたいから、、」と、、

そのスピーカーや、たまったレコードをしまう為に机を作成したくらいですから。

「ＬＰ盤はいいですよね～、ジャケットが絵になります、やっぱりジャケ買いはレコードですよ～」

「お店で、かけないんですか？」

『そうですよね～、お店で,かけたりした時もあったんですけど、裏帰すのが面倒で、

　　時間も片面で約25分～30分、CDだと80分いけますし、ず～とそのアーテイストの曲なんで飽きちゃうんですよ～、両面合わせて

　　１０～１２．３曲入ってて、気にいった曲が２～３曲、４～５曲あったらもう当たり、それだと、半分は好きな曲じゃない、、ですからね～』

「ですよね～、だから当時、デートの時なんかは、カセットにベスト盤を作ったりしましたからね～」

『青春真っ只中ですね～』

 （右がカセット、左はレコードのEP盤、SP盤、LP盤）