この仕事で無くてはならない道具の筆頭が”シザー”、、そうハサミです。

年に一回、鋏屋さんにお店に来てもらい、研ぎと、様々な調整をしてもらいます。

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大体長くこの仕事をしていると、自分の気に入った個人の鋏屋さんというのが出て来ます、、ですから私と平岩ではお気に入りの鋏屋さんは違います。

特に平岩の鋏屋さんは、お爺ちゃんで、自分で鋏を作り、そして売りに歩き、メンテナンスも行います、ですから。紹介以外では手にすることもできませんし、作れるハサミの丁数（本数）もかなり限られたものになります。ですから、、そのハサミには職人の愛情が宿り、誰にでも売るわけではありません。

「お主にこのハサミは、使いこなせぬぞ」

そのハサミを作り上げ、研ぐことで、その美容師の癖を知り、力量を推し量り、最適な物を数丁選んでくれます、逆を言えば、

見た目でほしいハサミがあっても、使い方、用途が違うと判断されたら、

「止めておきなさい」と言われます(￣∇￣;)ハッハッハ

そのお爺ちゃん職人のまさに化身がそのハサミなんです、、。

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 年に一度、その年にハードワークをさせたシザーを研ぎに出します、当然のことながら、研げば、削れるわけですから本来の形は徐々にではありますが、、失われます。

それに慣れるも良し、別のシザーを購入するのも良し。

まあ、どちらにしろ手入れは重要です、、それがやはり最後の最後『ありがとう』の意味を込めてメンテナンスをしてもらいます。

そして新年に向けての準備が完了と言うことです。

来年、ミルフーは２０周年アニバーサリーイヤーです、その為に一丁新しいシザーを購入したんです、４年ぶりのＮＥＷシザー、、出番が待ち遠しいですね～